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報告:糸かけ曼荼羅講座

糸かけ作品

5月19日【満月の日】に特別講座を開催しました。

当サロンでは毎月[新月]と[満月]の日に特別な講座を開催しています。

先日の満月の日は、午前中に「龍体フトマニ百龍図講座」、午後から「あしゃなの糸かけ曼荼羅講座」が開催されました。

糸かけ曼荼羅は「安舎那-あしゃな-」のNatsukoさんと初めてお会いした時に、ご縁を感じて「ぜひ当サロンで糸かけ講座を‥」とかねてよりお願いして叶った夢の講座。

Natsukoさんの作品からは、滲み出るほどの緻密な作業にかける信念と感性ゆたかに表現される色のゆらめき、そして底から湧き上がるようなエネルギーを感じます。
 
大きなキャリーケースで現れたNatsukoさん、中からたくさんの糸や箱そして袋を取り出します。
聞くと、糸かけの板を収納するBOXと持ち帰り袋はすべてお手製でひとつひとつ色と柄が違うとのこと。
ひとつひとつに丁寧に心が込められていることがこちらにも伝わってきます。
 
 
はじめての糸かけ曼荼羅体験スタートです。
 
簡単な糸かけの歴史から、作品が出来上がるまでの説明、落ち着いた声のトーンで淡々と進みます。
 
しかし、途中から私の眉間にしわが・・
 
作品ができあがる過程の説明全然さっぱりわからない。
 
これは説明がわかりづらいとかではなくて、”やってみないとわからない”レベルの話。
 
「とりあえず、やりながら教えてもらおう」と、最初から先生頼りな私・・
 
しかし!
それでも糸をかけはじめるとどんどんノってきて意味がわかってくるんです!
 
とてもおもしろい!!
 
黙々、黙々、黙々・・・
 

作業に集中していて
時間の経過がはやい
 
 
黙々、黙々、黙々・・・
 
 
最初は力の加減がわからずに糸を切ってしまたり、細かな作業に戸惑い糸を結べなかったり‥
 
するとNatsukoさんがすかさずチョチョチョイッとすぐに解決してくれて、初めてなのにストレスがない!
 
めっちゃ楽しい!!
 
 
Natsukoさん曰く「色をえらぶ作業もカラーセラピーになってとっても心が落ち着くし気持ちがいいんだよ」
 
 
ほんとそう!
たのしい。
 

そもそも、この糸かけ曼荼羅をエネルギーワークとして魂込めて日々取り組まれているNatsukoさん。
糸に対しての愛情がこちらまで深く伝わってくるし、糸の選び方に対する言葉がけも独特です!

 
「この色イイ☆って思ってもうまくハマらなかったり、何回結んでもほどけたりして、糸がにげちゃうような時とかは今はその糸をかける時じゃないんだよね」
 
「すきな色と、ここにはこの糸がきてほしいと思う色は必ずしも一致しなくて、そういう時は[今は、この糸かな]っていう直感にしたがった方がしっくりくる」
 
「順調にすすんでた時に急にかける順番を間違えたり、次の糸が選べないっていう時はちょっと手元からはなして一服したり、必要な時は一晩ねかせる。”熟成”は大事だよ」
 
「同じものをまたつくろうと思ってもかけていっている間に心が作用して、その都度糸のかけかたが変わったりするから、同じ色の糸をつかったとしても同じものは1つとしてつくれない。わたしにはね」
 
 

糸をかけながら、耳に入ってくるNatsukoさんの落ち着いた声のトーンが心地いい。
 

気付けば出来上がっていました
 

完成に期待を込めてつくってきたけれど、この底知れぬ充足感は完成した作品から得る感覚というより「自分と向き合った時間への充実感」。

もちろんできあがった作品は世界で一個のじぶんだけのかわいい作品。
 
満足しないわけがありません!!
 
本当にたのしかったです。

 
心地良い場づくりと息抜きのティータイム withおやつ♪
あしゃなの糸かけ曼荼羅ワールド 堪 能 で す ! !
 
 
また次回も開催していただきたいので、希望がある方はぜひぜひリクエストをおまちしております。

 

リクエストはこちらまで
 
 
7月か8月の新月か満月の日にリクエストしたいなぁと思っています♪
 
本当に楽しい満月の日の講座でした
 
帰りにNatsukoさんとみた大きな優しいお月さま・・
あたたかくて、有難かったなぁ。